2011年8月27日はartPlant展覧会オープニング。市長をはじめとする地域の多くの方々をお招きしたセレモニーを開催し、そしてセレモニーの後は、前回も好評だった『ズッコケ軍団パフォーマンス』。
多くの作家が即興でパフォーマンスをしつつ壁画を描き、その横では子供達も絵具まみれでペインティング。音楽あり、大暴れあり、大盛り上がりでした。
セレモニーには市長・議長をはじめとする多くの行政関係の方々に来て頂きました。作家も少し緊張気味。
ズッコケパフォーマンスは硬めのセレモニーの直後に開始。皆、反動か大暴れ。このパフォーマンス、約1時間で、基本的には全て即興です。皆が思い思いに表現します。
最後は結構みなさんグチャグチャ。不思議な高揚感があります。でも映像ではそれが伝わらないのが残念。森の中のあの不思議な空気感はArtPlantのやはりイチ押しです。
もちろん、20人以上の参加作家による展示もかなりいい感じ。森が瞬間的に異空間になります。
↑写真はアーティストトークツアーで説明するパコ。”お盆”をテーマに『日本人は仏壇を”忘れない”ために使うけど、ボクはそこを逆転させ“忘れる”ための作品にした』とのこと。彼はかなり日本文化を勉強してきたみたいですが、それでも敢えて全く別方向から見る発送がやはり面白いです。
↓GARBAGE BAG ART WORKさんによるワークショップ。ごみを集めてアートにしてしまおう。という企画。
ところが、『狭山緑地はごみが少ないですねぇ』ということでなかなかゴミ集めに苦労することに。ごみが少ないのは素晴らしいのですが、企画倒れにならないかドキドキでした。
ズッコケ軍団パフォーマンスのすぐあと、小玉尚弘氏が和太鼓演奏。イベント予告にはないゲリラ的な開催でしたが、それにはもったいない演奏。
真夏の蝉の声と太鼓の音。鎮魂の音にふさわしい。
そう。このイベントは3月の時点で取りやめも検討しました。でも「創造のチカラで、街を、日本を、元気にする」が創造エンジンのテーマ。大きなことは何も出来ないですが、心に想いを持ち、ただただ表現をしました。
早く元気になろう、にっぽん。